鍼 ハリ
鍼 ハリ

鍼(ハリ)

当室の刺入する鍼はすべて滅菌済みのディスポーザブル鍼(使い捨て)なので感染の恐れはございません。

髪の毛ほどの細さなので痛みは少ないですが、効果を上げるために手技で鍼の響きを出させることがあります、苦手な方はより刺激の少ない細い鍼や、刺さない鍼(てい鍼)やお灸のみの治療も行っておりますのでお申し付けください。


お灸 オキュウ
お灸 オキュウ

お灸

直接灸や間接灸を用いたお灸をします。

直接灸とは肌に直接お灸をのせてツボに温熱刺激をします。

間接灸とは棒灸や台座灸、陶器灸など肌とお灸の間が空いているものをいいます。


治療後の過ごし方と治療後に起こりうる副反応

・鍼灸治療後は血液循環が良くなっているため飲酒や激しい運動、長時間の入浴などは避け、できるだけゆったりとお過ごしください。

・治療後に温泉に入った後のような体の重だるさが出ることがあります、これは治療後に副交感神経(体を休める神経)が優位になることで起こりますので体をゆっくり休めてください。だるさが取れた後に体がすっきりします。

・まれに鍼による内出血が起こる場合があります。人体には無数の毛細血管が張り巡らされており、基本的には血管の弾性により鍼を避けます、しかし何らかの原因により血管の弾性が失われていると、血管が鍼を避けきれず内出血を起こします。高齢者、血流が悪くなっている方、血管や血液の疾患をお持ちの方、また血液をサラサラにする薬を服用中の方に発生することが多いです。

鍼治療による内出血は早くて3日、遅くても2週間ほどで消失し、痕に残りませんのでご安心ください。

 

 


鍼の響きとは

鍼が皮膚に入っていくときに、チクッとした痛みとは異なる、ズーンと重いような感覚がすることがあります。これは鍼の『響き』または『得気(とっき)』と言います。鍼が体の凝り固まっているところや疲れているところに当たると感じることが多く、鍼によって血流が促進されている証拠なのであまり気にする必要はございませんが、この鍼の響きがどうしても苦手な方もいらっしゃいます。その場合は鍼の種類を変更する、お灸のみの施術に変えるなど対応いたしますのでお申し付けください。


治療の間隔

どのくらいの状態まで回復されたいかにもよりますが、初めのうちは一週間に一度の頻度の治療をお勧めいたします。初めのうちから間隔をあけすぎると元の状態に戻ってしまい、最初の状態からのスタートになってしまうためです。

東洋医学は自然治癒力を高め身体を整えていく治療です。特に長期にわたって続いている不調ほど定期的な施術が必要となります。そのため一度で何が何でも治したい方、短期で大きな変化を求める方には不向きです。